ビーントゥバー
Bean to Bar(ビーントゥバー)とは
Bean to Bar(ビーントゥバー)のBeanはカカオ豆、Barはチョコレートバー(板チョコ)を意味します。
カカオ豆からチョコレートを作り、1つの業者でカカオ豆を仕入れ、焙煎、粉砕を行い、板チョコレートに加工するまでのすべての製造工程を手掛けるものです。
カカオ豆といっても、品種や栽培している地域、生産者でもまったく風味や味わいが異なります。実際に生産地へ足を運び、カカオ農家さんと触れ合い、味を見て、カカオ豆を厳選するところからスタートします。
原材料を知ることで、その風味やテイストを引き出すためには、どうすれば良いか、加工法や混ぜるものを考えるので、オリジナリティがあり、味わい深いチョコに仕上がるのです。
フルーティーな酸味と香りが広がるベトナム産のカカオ豆
当店では、世界で栽培されるさまざまなカカオ豆を厳選した結果、フルーティーな酸味と香りが広がるベトナム産のカカオ豆にたどりつきました。
風味やテイストを活かすため、余計なものは極力加えず、カカオ豆本来の味が楽しめる香り高く、フルーティーなチョコレートに仕上げます。
カカオ豆というとアフリカがイメージされがちですが、ベトナムはカカオ豆の栽培に適した高温多湿地帯で、水はけの良い優れた土壌に恵まれています。
ベトナムで主に生産されているカカオ豆は、独特の香りがするクリオロ種とチョコ独特の苦みを感じるフォラステロ種を交配したトリニタリオ種が主流です。
その中でも、ベトナム南部のメコンデルタで栽培されたカカオ豆は、爽やかなフルーツのような香りと酸味が特徴です。
チョコレート専門店のこだわりの製法
STEP.01 BEANS(ビーンズ)
ベトナムのカカオ農家さんと直接契約を結び、良質のカカオ豆を厳選して仕入れます。
STEP.02 ROASTING(ロースティング)
仕入れたカカオ豆を専用の機械で焙煎していきます。
焙煎はチョコレートの味を左右する大切な工程で、低温を保ちつつ長時間焙煎します。
STEP.03 WINOWING(ウィノウイング)
焙煎を終えると次はウィノウイングといって、カカオ豆を細かく砕く作業を行います。
カカオ豆の外側の皮と内側のカカオニブを分離させ、チョコレートの原料を抽出します。
ウィノウイングをすることで、カカオ豆本来の豊かな香りを引き出していきます。
STEP.04 MELANGING(メランジング)
次は、カカオニブと砂糖を合わせて数時間~最長36時間かけて挽いていきます。
ウィノウイングはカカオの香りを引き出す作業でしたが、メランジングはなめらかな口溶けになるよう調整していきます。
チョコレートの個性を作り出す上でとても重要な工程のため、こだわりを持ち確認しています。
STEP.05 TENPERING(テンパリング)
温度調節によってチョコレートに含まれる油脂の結晶を整えていきます。
パキッと割れ、口の中でとろけるようにするため、天候等の環境に配慮し、温度計を片手に調整します。
STEP.06 WRAPPING(ラッピング)
いよいよ、型に入れて成型し包装していきます。
皆様が笑顔で召し上がるお顔を想像し、一包ずつ丁寧に包装しております。
STEP.07 BAR(バー)
店頭及びオンラインショップにて販売していきます。
真心込めたチョコレートを一人でも多くの方に手に取っていただけるようご準備してお待ちしております。
バレンタインやギフトにおすすめな本物のチョコレート
チョコレート専門店からチョコが大好きな女性へおすすめしたいのは、フルーティーな酸味と程良い苦みが楽しめるコインチョコです。
ほのかに広がるカカオ豆本来の苦みと鼻から抜けるフルーティーな酸味は、ブレイクタイムに最適なチョコレートです。
また、男性におすすめのビターでスパイシーなチョコレートもご用意しておりますので、ワインやウイスキーのお供に最適な逸品です。
スフレカカオやカカオプリンといった上品な甘味を楽しめる商品もご用意しておりますので、小さなお子様でも美味しく味わえます。
バレンタインデーやホワイトデーのお返しにはもちろん、ちょっとしたプレゼントでチョコっと笑顔のおすそ分けはいかがでしょうか。